Zalaszántó (ザラサントー)ローマンカトリック教会は、ザラ県の中で最も大きな
教会でロマネスク/ゴシック併用様式の建築物である。
大きな塔を構えた教会の佇まいは、まさに中世を彷彿させる。
13世紀のロマネスク様式が今日でも教会南側に残っている、一つは三つの
小さな窓ともうひとつが南門である。
15世紀には、再建され、オリジナルの小さな祭壇、内陣は拡張されて無くなり、
後期ゴシック様式の煌びやかな祭壇になった。
教会はトルコ軍の占領の間はダメージを受け荒れ果てていたが、18世紀に
再建された。
1957年には修築され、多くのロマネスク/ゴシック様式の特徴が失われた。
Sáska (シャーシカ)教会は
13世紀にロマネスク様式で
聖イムレを祀って建立。
半円形のアーチ祭壇は
ロマネスク様式の典型。
Várvölgy (ヴァールヴルジ) Domonkos ローマカトリック教会は
14世紀にゴシック様式で建てられ、1899年にはロマンチック
様式で再建された。
Völgy はハンガリー語で谷であり、1221年頃より、スラブ語の
谷にあたるZsid(ジド)と呼ばれた地域である。
村はトルコ軍の戦火から免れ、教会も残こり、1524年に造られ
た鐘はハンガリー国内で最も古い云われている。
中世のRezi (レズイ)の教会はゴシック様式で
あったが、トルコ軍によって破壊された。
その後、廃墟化し教会の壁が残るのみであったが、
1723~1746年に新規に建てられた。
その後すぐに焼失し、1756年にはバロック様式
で建て替えられた。
1908年には聖ルーカスを祀り、現在の形に全面的
に改修された。
教会の後ろには墓地とそれを仕切る石垣内には
興味深い彫像が埋め込まれている。