Salföld (シャルフルド)は、カーリメデンツェでの行政、文化等すべての中心的な村であった。
ゾラ郡にいた聖イスティバン1世(王)が隣接する3つの村(Abrahám, Alsó- & Felső-Kőkút) を
統一(12世紀頃)、その後、Atyusz(アルパート)族のSal/Saul家一族がこの一帯を所有。.... 名前の由来。
ディセル・ローマンカトリック教会は
通称セント・マールトン教会と呼ばれ
12世紀に建立。
トルコ軍による破壊の後、1774年に
後期ゴシック様式で、シングル内陣、
半円形状の祭壇、塔を前面に追加、
再建された。
教会の構造的な特徴は、玄武岩を壁だけでなく、アーチ、天井にも使った
ネオロマネスク様式で高さ33mの両塔を持つ、美しく、大きな教会である。
オリジナルの教会は、トルコ軍に破壊され、1757~1760年にゴシック様式
で建てられたが、今日の物は1930-1932年に再建された物である。
シャルフルド教会とPalos修道院遺跡
1263年頃、Sal 家がゴシック様式で聖母マリア(Maria Magdolna)を祀って建立。
1543年にトルコ軍によって村と一緒に破壊された。
聖アンナKápolna(チャペル)は、1789年に、バラトンフレドの所有者ホルバート・
ジグモンドによって建てられたもので、古い物ではないが、雄大なバダチョニ山を
バックに白くてかわいいチャペルの対比に誘われ立ち寄った。
シグリゲット・アヴァシ教会はアルパード時代(ハンガリーの国の誕生前)の
古い教会である。
玄武岩の塔が補強されて残っているが教会本体は石垣のみである。
このように遺跡として再建したのが1951年であった。
Tapolca (タポルツァ)教会は、アルパード時代に、ゴシック様式で
建てられたのがオリジナルである。
1757年にベスピレムの司教Padány Biró Márton によって
バロック様式で再建された。
教会の入口に聖イステバンと聖イムレの像が両サイドブースに
飾ってある。 南の外壁にアルパード時代の壁画の一部が
残っている。